歯周病
歯周病
歯周病とは歯周病菌により顎の骨が溶かされる病気で「歯槽膿漏(しそうのうろう)」とも呼ばれています。歯の(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。体質や加齢によるものではありません。初期状態では歯ぐきに炎症が起こり、腫れたり出血したりします。悪化すると膿みが出てきて顎の骨が溶けていき、歯を支えてる組織が破壊され、最終的には歯が抜けてしまいます。歯周病はかなり進行しないと症状が出てこないので、早いうちの治療が大切です。

歯周病の進行
歯周病の進行段階は、大きく分けて「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という4段階に分けられます
ほとんどの人は、「歯肉が腫れる」といった自覚症状を感じてからはじめて歯科医の診察を受けに行きますが、このような症状があるときは、かなり進行している場合が多い。
ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害が出てきます。
50歳代で歯が抜け始め、60歳代、70歳代で次々に抜けて歯を失うということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです。

歯ぐきはピンク色でひきしまっています。歯を支える骨などの歯周組織も健全な状態です。

歯ぐきだけの炎症で、歯ぐきが腫れて赤くなり、出血しやすくなります。
歯を支える骨にはまだ炎症は波及していません。

歯と歯肉がはがれ、そこに深い溝(歯周ポケット)が形成されます。
歯を支える骨の破壊も始まります。

歯を支える骨の破壊が進み、歯がぐらつきだします。
また、腫れたり化膿しやすくなります。

歯を支える骨がほとんど無くなり、著しくぐらつき、咬めなくなります。
歯周病治療
歯周病は50代を過ぎてから大きく差が出てきます。その先なるべく多くの歯を残すために、しっかりと治療していかなければなりません。
また歯周病は、しっかり治療すれば必ず改善する病気なのです。歯周病の直接的な原因は歯周病菌の感染ですが、歯周病を悪化させるものとして、悪い咬み合わせ、不適合なかぶせ物、全身疾患などが影響してきます。それぞれについて、しっかりと治療しないと歯周病は治すことができません。
歯周病の治療はまず、ブラッシング指導、食事指導などを行い、歯周病の原因である歯垢、歯石を徹底的に除去します。
同時に、咬み合わせ、かぶせ物に問題がないか総合的に診断します。これにより初期の歯周病は治すことができますが、進行した歯周病に対しては、患者さんのご希望があれば、外科的歯周病手術を行い、完治させる場合もございます。治療後のメンテナンスが歯周病の経過を大きく左右します。そのため、計画的、長期的なメンテナンスおよびブラッシング指導および食事指導を行っていきます。
メンテナンスの重要性
歯周病は再発しやすい疾患です。できるだけ歯ぐきの状態を定期的に診てもらうようにしましょう。日常生活においては歯ブラシ等により自己管理することがきわめて重要となります。メインテナンスとは歯周病を再発させず、健康な状態を維持していくための定期的な治療のことです。治療が終了した後は、3~4ヵ月ごとの定期健診の受診をお勧めします。歯周病は主に口腔内の細菌が原因で発病する疾患です。したがって、この細菌を生涯除去し続けること歯周病を予防し、お口の健康を維持するために必要となります。
細菌の集団である歯垢は、毎日の適切なブラッシングでほとんど除去することが出来ますが、深い歯周ポケットの中や歯並びの悪い所にある細菌は歯科衛生士による専門的なクリーニングでないと除去できません。歯周病は再発の多い病気と言われています。治療により症状が改善したとしても、そこは一度歯周病に侵されたところです。治しても溶けてしまった骨が元通りに戻るのではなく、ほとんどが歯と歯肉が弱い結合で治っているのにすぎません。ブラッシングが不十分であったり、メインテナンスを怠ると細菌が活動しはじめ歯周ポケットが深くなり容易に再発します。

- 歯周精密検査
X線検査・歯周ポケットの測定・動揺度の検査
- ブラッシングの再確認
- 噛み合わせのチェック
- 生活習慣指導
- トゥース・クリーニング、抗菌剤の塗布、フッ素塗布 など
ご存知でしたか?お口と体の関係
歯ぐきの病気が歯周病です。
お口の中には、誰でも数百億の細菌がいるんです。毎日のお手入れを怠ると、
- 歯がぐらぐらになってきます
- 痛みが無いので、気づかずに進行
- 血管的寿命が縮まります
- お腹の赤ちゃんに影響します
- 肺炎になりやすくなります
- 糖尿病の方は要注意!!
年齢のせいでも、体質のせいでもありません、予防できますし、改善が見込まれます。




歯のスペシャルケア「PMTC」

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科医院で専門器具を使って行う歯のクリーニングを意味します。今日、約30年前にスウェーデンで始まったPMTCは、世界の先進国の間で一般的なものとなりました。
通常の歯みがきだけでは、歯と歯のすき間や歯と歯ぐきの境目にみがき残しが溜まり、やがて歯垢や歯石になって歯周病など口腔トラブルの原因となるもの。特に歯垢は、歯の表面や歯周ポケットの内部に「バイオフィルム」と呼ばれる膜状の汚れとなって広がりってしまいます。これは専用器具でないと除去できません。
徹底的にクリーニングを行うことで、患者さんのお口をしっかりケアしながら美しさを取り戻します。
- ナチュラルな歯の白さと美しさがよみがえる
- 口腔内の善玉菌の数を増やすことで、良好な状態に保つことができる
- 歯周病や虫歯などの口腔内トラブルの予防になる
- 仕上げにフッ素を塗布することで、歯質が強化される




















